« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »

【ネタバレ】エピソード3先々行上映会

なるほど、ダース・ベイダーはこのようにして誕生したのですね・・・。
20余年の謎が解けてスッキリ。
と、いうか本気で謎解きしたかったら原作を読んでたはずだけど。

ワーナー系映画館で本日一斉に先々行上映会開始。
私は後輩のMちゃんと共に明石の映画館へ。
予め指定券も取り、記念すべき第一回上映へ。
映画館はけっこう規模が大きく、他に「電車男」や「宇宙戦争」などもやっていた。
今日はあの「エピソード3」の記念すべき初回上映なのでさぞや大勢集って盛り上がり、中にはコスプレしてきてる者までいるのでは?と、思っていたが、フツーの映画館のフツーの光景であった・・・。全席指定扱いだったが若干まだ席は空いていたようだったし。(前から3列ぐらいまでは意識的に空けていたようだったが)

さて、さしたる盛り上がりもなく本編上映開始。
エピソード2」で血気盛んな若者に成長し、パドメと秘密の結婚も果たしたアナキン・スカイウォーカーが、師匠オビ=ワン・ケノービと共に、誘拐されたパルパティーン最高議長を救出に向かうところから物語はスタート。
エピソード1〜6を通じてスタートは同じ演出。ジョン・ウィリアムズのお馴染みのテーマソングに乗って、タイトル・粗筋が斜めに流れていくのだ。
それにしても「パルパティーン最高議長が誘拐され、それを救出すべくふたりのジェダイが急行した」って、そないあっさり流してしまうんですかい。文字だけで?
議長が誘拐される話はさして重要じゃないのね。
あくまで「エピソード3」は、ダークサイドに墜ちるアナキンにスポットをあてるのね。
・・・てな始まり方なんである。

「あら、意外にあっさりと?」なシーンは他にもある。
エピソード2」でアナキンの腕を切り落としたドゥークー伯爵。
「こいつはなかなか手強い相手。後々までジェダイは苦戦を強いられそうだ!」と、思わせられた人物なのだが、「エピソード3」では始まって早々、割とあっさりアナキンに倒されている。(それなりに戦闘シーンは緊張感があったけど)

で、前半はオビ=ワン・ケノービが随所で軽いジョークを混ぜたセリフを飛ばしたり、R2D2がエレベーター動作を誤ってふたりのジェダイを振り回す、ちょっとコミカルなシーンなども登場するのだが、後半は一気に物語が緊迫状態へと突入していく。
途中、館内も冷えてきてトイレに中座するタイミングをうかがっていた私だったが、後半の急展開にのめり込んでトイレを忘れ、結局最後まで観きってしまったぐらい、だ。テンポも良く、緊張感も見所も多かったし。

ずっとこのシリーズを見続けているファンは、「お、チューバッカ、こんなところで登場してたか」とか「今回はジャー・ジャー・ビンクスの出番はこれだけ?」と、ストーリーを追うのと同時に登場人物の出方も楽しめる。
プレミア試写会で初めて「スター・ウォーズなる映画」を観たY子さんは、「充分ストーリーわかったわよ!」と、言っていたがやはり今までのシリーズを観ていなければおもしろさは半減だろうと思われる。

で、もちろん一番の見せ場はラスト近くのオビ=ワン・ケノービvsアナキンの壮絶な師弟対決なんであるが、個人的にはマスター・ヨーダの立ち回りもカッコ良くて大好きである。
正体を現したパルパティーン議長ことダース・シディアスが「この時を待っていたぞ、緑色の小さき生物よ!」と、いうセリフにはちょっと笑ったけど。
まー、それにしてもルーカスは和風好きなんだろうなあ。和服のような衣装、「気」で相手を吹っ飛ばすジェダイ&シス、日本刀を思わすライトセーバー等々。

遂にオビ=ワン・ケノービがアナキンに致命的な一撃を与え、アナキンが瀕死の重傷を負うシーンはかなり凄惨である。
私がもし10歳以下だったらけっこう衝撃的なシーンだろうなあと思っていたら案の定、アメリカではPG-13指定(13歳以下は保護者同伴が望ましい)だったとか。
このシーンで思わず「オビ=ワンめ、ここでとどめをさしとけよ、お人好し!さしときゃ、後々自分が返り討ちに遭うこともなかったのにー」と、心の中で叫んだのは私だけではなかったはず!

さて、手足を切られ、火山の溶岩を浴びて全身が焼けただれ、見るも無惨な状態になったアナキンは大手術が施され、あのダース・ベイダーが登場するのだ。
半分サイボーグのようになったこのシーンは「ロボコップ」の冒頭シーンを彷彿とさせる。(あれもかなり衝撃的なシーンだった・・・)

エピソード4〜6で見続けた「お馴染みのあの悪役」が不気味な「ダース・ベイダーのテーマソング」と共に誕生したわけなんであるが、手術から醒めたアナキンが開口一番「パドメは?」と、聞くシーンはお馴染みの悪役に似合わぬセリフで、まだ完全に悪に染まりきってない様子をうかがわせる。

ラストは、健康状態であるにもかかわらず、生きる望みを失ったパドメが出産直後に死んでいくシーンと、瀕死の重傷を負いながらも執念で生き延びるアナキンとの掛け合いが、不謹慎ながらおもしろい。
しかしこのアナキンは結局二回寝返るんであるが、いずれも「家族」が原因だ。一回目は「パドメを救いたい」、二回目は「息子を救いたい」。
うーん、アメリカ的な展開!
ついでに、この映画で受けた教訓。
「極秘の恋(結婚)は、やがて負担になり精神に変調をきたす」
実は家族愛がテーマだったのか?「スター・ウォーズ」。

終了後、大きく拍手しそうになったが周囲はみんな静かで、とっとと帰り支度をしていたので拍手取りやめ。
電車で帰宅途中、三宮で先に降りるMちゃんに思わず「じゃあね。フォースと共にあらんことを!」と、言いそうになったが周囲の目が気になってこれもやめ。
ひとり自宅でパンフレットを読み返して余韻に浸っている現在である。


| | コメント (0) | トラックバック (2)

« 2005年5月 | トップページ | 2005年7月 »