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ドラマ「火垂るの墓」

11/1、実写版「火垂るの墓」を途中から観る。
美しく哀しいアニメ版と違って、なんか冷え冷えとした救いのないものを感じる内容だった。いや、戦争モノだからこれでいいんだろうけど。
小学一年生で観た実写版「はだしのゲン」よりはなんぼかマシだった。
あれをきっかけに私は流血モノが観られなくなった気がする。

松嶋奈々子が冷たい伯母役を演じていた。
演技は上手いけど、なーんか戦時中なのに妙に綺麗だった。
あと、やたらゴハンに執着していた。
終戦の放送を聴いた直後も「お腹は減るでしょ?さ、ゴハンにしましょう」などと言い、
とにかくゴハンのシーンが多く、なんだか食べ物に困っていたようには見えない。
それと戦時中の人間の割には妙に冷静で、戦争批判のセリフさえ出てくるのにちょっと驚いた。

主役(?)のふたりはけっこうアニメのイメージに忠実だった。
そしてアニメも実写も「三宮駅構内で死亡」の場面は生々しい。
しょっちゅう行く場所だし。
今日も通ったし。
ただ、清太がすぐにキレるのはちょっと違和感があった。
食料を売らないと言われてつかみかかり、
従姉妹に「自分とは無関係」と、言われてキレ、
戦争に負けたと聞かされてまたつかみかかり・・・。
けっこう元気やん(笑)
セツコ役の子は関西人やな、と思っていたら意外と千葉県民でびっくり。
しかも演技が上手い。
最近の子役は本当に上手いなー。

途中、見覚えのある場所が出た。
岡山の吹屋。
いや、でもあそこはベンガラで有名な町並みだから赤い壁が映っちゃうよなーと思って観ていたが、公式サイトをチェックするとやっぱり吹屋だった。あまり赤い壁が映らないようにしたらしい。

私の会社の机の上には「サクマ式ドロップス 復刻版」が乗っている。
その缶に描かれたセツコの絵に、極端に反応するのは不思議と男性ばかりだ。
「かわいそうで見てられない!」
「セツコのドロップを横取りするようでイヤだ」
「ドロップは欲しいけどセツコの絵が見えないようにして」
みんな意外と(?)繊細だよなあ。
ついでに必ず
「その缶に水入れて飲めよ!」と、言い添えられるのもお約束。

ドラマを観た翌日出社すると、周囲は意外と観てなかった事が判明。
リーダー・Sさんは「絶対観ぃひん!」と、言ってたのでまあ観ないであろうことがわかっていた。
後ろの席のT君は、
「たまたまテレビを点けたらやってて、慌てて消した」と、言う。
でも少しだけ観たらしい。
「あんなん正視できるなんて・・・よねさんは鬼やあ!」と、言うセリフは井上真央の「お母さんは鬼よ!」のパロディだ。

さらに上司AさんとM田さん。
M田さんは普通に観たらしく、アニメに忠実でなかなかよかった、特にあの子役は上手い、などと話しているのだがAさんは
「あんた、あんなかわいそうなもん、よー観るなあ〜」と、呆れているようだ。
よほど「かわいそうなドラマ」の印象が強いのか、M田さんがドラマの感想を述べる度に「よー観るわあ」「あんなかわいそうなん、よー観んよ!」と、連呼している。

挙げ句にちょっと席を外して戻ってきても「ほんま、よー観ん。かわいそうでかわいそうで・・・」と、まだ言っている。

この部署界隈はなんだか繊細な人が多いなあ、と思いながら今日も机の上のサクマドロップをなめる。
 
 
 

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